悪徳金融に立ち向かうぞ その1
今日はかなりの量の資料を作った。
こんなにたくさんの資料を作ったのは初めてのことだ・・・しかし内容が悪徳すぎる・・・こんな会社に言われるがまま担保を持ってかれるのは気持ちがおさまらんな、なんてことを悶々と考えていた。
事務子の横でたえずホチキスをとめまくっているY子ちゃんに、その事件について大まか話すと、やっぱりひどい話だとびっくりしていた。そんな話本当にあるんですか、TVだけのものだと思っていました。なにか私に出来ることありませんか?なんかむかつく!ありがとう、本当にYちゃんはいい事務員だね。じゃあまず口と手を同時に動かそう。話はそれからだ。・・と先輩風を若干吹かせつつ、また作業を進めることに集中した。
本来ならば根こそぎ財産を持っていかれるところだったその依頼者の方は、めぐりめぐってうちの事務所を紹介された。それが去年の年末。年の瀬に、やつれた姿でおばさん2人が身を寄せて相談にやってきた。
悪徳金融に家を取られてしまうようなこと、世の中にはザラにある。まあつまるとこ自分が欲かいた末のケツまくられだったりするんだけど、やっぱり人を騙すのはよくないよ。法定金利以上の金利を、何かにかこつけて取るのは常識はずれってもんだ。それは払いたくないし、払わなくていいと思う。けどサインしちゃってるから払わなくちゃいけない。どうやってそれを覆すか・・・ここのところ、旦那は休日返上で仕事をしている。一日延びればそれだけ利子が加算されるから、長引けない。おばさんは心臓に持病があって、入退院を繰り返している。度重なるストレスや心労で、無理して見せてくれる笑顔はいつも土気色だ。
まったく悪いやつがいるもんだ。けど、だまされる方も浅はかさは否めない。
どうなるか分からないけど、できる限りのことをやってあげたい。まあ優秀で正義感の強い事務員が2人もいることだから、たぶんなんとかなるでしょう。
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