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2022年6月 8日 (水)

シン・ウルトラマン

(多少ネタバレあり)

小学生の頃、初代ウルトラマンの初回放送をテレビで見ていた世代である。色々懐かしい怪獣や宇宙人が登場したが、ストーリーは現代的解釈であり、大人になった人たちが見ても十分鑑賞に堪えるものである。メフィラス星人は、ストレート、ナイーブに地球を侵略しようするのではなく、まずは総理大臣に接近して、兵器の提供を申し出るのと引き換えに、取引しようとするのである。ウルトラマンがあくまでそれに抵抗すれば、やむを得ず、武力を行使することになる。ウルトラマンと宇宙人の戦いは、テレビ版よりずっと激しい。まずカラータイマーがないので無制限一本勝負である。着ぐるみだけなく、恐らくCGも駆使しているので、非常にアクロバットな動きをしている。スペシューム光線や八つ裂き光輪も使うが、もちろん、効かない場合も多い。リニューアルした最恐のゼットンやゾフィーも登場する。企画・脚本の庵野秀明の空想したウルトラマンであり、納得できる。

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