こんにちは、嫁姑戦争も和解に終わり、只今平和ボケ中のコマダムです。
そんな平和ボケの最中、パソコンのトップページのニュース欄にある記事がのっていて、思わずクリックして内容を読んだら、暗い気持ちになってしまいました。
それと同時に、遠い昔のあの事件を思い出しました。
ちんたら書くので、ヒマだったら読んでやってください。
あれはまだ、私が14歳。花も恥じらう中学2年生の時でした。
見た目はオバケのQ太郎に出てくるラーメン大好き小池さんにそっくりで、チンピラのような喋り方をしていて、生徒に「ポケットから手を出せ!」と注意しながら自分はポケットに手を入れてチンチ○をかいているという、『イケセン』というあだ名の先生がいました。
全く教育者らしからぬ風貌と口調、今だったら間違いなくPTAで問題になるような言葉や行動。先生達の間からもちょっと浮いた存在のイケセンに、私はいつも釘付けでした。
私は大好きだった先生でしたが、自分の担任のクラスでは相当嫌がらせを受けているようでした。その頃の私達は、自分のクラスの担任をいじめる風潮があったからです。これは長年に渡り続いて来たものらしく、自分の担任が怖い先生だったりしたら、他の先生にターゲットを変える。まったくコスい奴だったと今になっては思います。生徒が一丸となって結束するのは、音楽祭でも体育祭でもなく、先生いじめの時だけだったんですからね。
いじめの内容というのは、コスい奴の常套手段の無視、陰口。ちょっと失敗をしたら全員でそこをつつく。ドラマのように、先生と殴り合いとか怒鳴り合いなんてのは皆無です。みんなでやれば怖くない、の世界だったからです。授業中、他のクラスから先生の怒鳴り声がするのがしょっちゅうでした。何度も学年集会では注意をされ、その度に皆が「はーい」と返事をします。けど、また時間が経つと同じ事の繰り返し。もうサジを投げている先生もいました。
ある日の授業中、他のクラスから今までに聞いたことも無いような怒鳴り声とすごい物音が聞こえてきました。怒鳴り声というより、もう叫んでいるかのようでした。みんなが顔を合わせて「誰?どこ?」とザワザワし始め、教科書を読んでいた担任も、廊下に首を出して様子を伺うほど。しばらくたっても怒鳴り声は止まず、次に聞こえてきたのは生徒の声でした。そしてドアを開けて廊下を歩く音。女の子の泣き声や悲鳴のようなものも聞こえます。周りのクラスも様子がおかしいと察したのかざわついていました。
いやがらせにキレたイケセンが、自分のクラスの生徒をかたっぱしから殴ってしまったのです。男女関係なく、ぶっ飛ばしてしまったということでした。
数ある嫌がらせを受けても耐えに耐えた結果でした。ある時間が来たら、一人ずつ筆箱を落としていくことになっていたようです。ここで書くとなんだか幼稚でたわいもない事みたいだけど、毎日毎日小馬鹿にされ、尊敬のかけらも感じられない態度を取られていたわけです。唾入りの給食を食べさせている、とそのクラスの生徒が楽しそうに喋っていた時は、さすがにやりすぎではと思ったけど、そんなことを言ったら輪に入れない。学校は組織なのです。輪に入れないのは、組織からの解雇を意味していました。
次の年、イケセンは違う学校に行くことになりました。赴任先は、養護学校でした。
全校集会で、イケセンはこんなスピーチをしました。
おまえ達は狂ってる。誰かをいじめて、それで楽しいなんて本当に狂ってるよ。間違ってるってもんじゃない。それ以上だ。俺がこれから行くとこは、養護学校だ。そこの生徒は、みんながハンディーを持って生まれてきた子達だ。けど、狂ってない。ヨダレを垂らして自分でトイレにも行けないやつらだ。けど、目が澄んでいる。おまえらは濁ってるよ。魚の目ってのはおまえらのことだ。いいか、これからの長い人生、澄んだ目をしたやつらの邪魔はするな。おまえら濁ったもの同士でやる分には構わない。勝手に生きろ。
と言い捨て、そのまま体育館を去ってしまいました。生徒も先生方も唖然としています。どこかで誰かがプーッと笑ったけど、いつもなら皆が便乗して大きな笑い声の渦になるのに、その時は誰も一緒に笑いませんでした。生徒の雰囲気を察してか、次にスピーチをする先生は、開口一番にこう言いました。
「君たち、目は覚めましたか?」
今だったら(その時も)ツッコミどころ満載のイケセンの言葉と行動は、思いのほか私達には効き目がありました。どんなに恐い先生が怒鳴ろうと、女の先生が泣きながら説教をしようと、全く揺らぐことの無かったチームプレイが見事に崩れた瞬間でした。
イケセンの捨て身の行動。教育者として、大人として、男として、全てを放り投げてやってしまったこと。
都会では自殺する若者が増えている、と陽水が30年も前に歌ってたけど、今は都会だろうが田舎だろうが関係無いし、おまけにもっともっと増えている。いじめを苦にして自ら命を絶った子が、いじめられるのにも原因があるよなんて言われる世の中になっている。
捨て身でメッセージを伝えた子の意志も受け取らず、ただ事を荒げないで穏便にしようとしている大人もいる。まあ私もずるい方の大人だし、偉そうなことは言えないけどね。
そんな時、旦那から一冊の本をもらった。タイトルは『君を守りたい』
すごくシンプルだけど、弱っている時に誰かに言われたら、すごく勇気づけられる言葉だと思った。内容はやっぱり、今をときめく『いじめ』について。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022502215
まだ全部読んで無いけど、すごくいい本だと思う。いじめは子どもの間だけでなく、大人だって悩んでる人はたくさんいる。年齢関係なく、読んで何かを学べる本だと思いました。オススメです。
ま、私はどっちかっていうと夜はいじめられる方が好きだなぁ~なんてクネクネしたところで今日はおしまいー
今日のぶたちゃん
48.4㎏
体脂肪率 19.3%
昼 パン2枚
夜 ワカメご飯1杯 生牡蠣 ぶり大根 カツオのたたき 根菜のみそ汁
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