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大掃除してるよ

こんにちは、ブログサボりまくりですんません、コマダムです。

クリスマスも終わり、皆さま如何お過ごしでしょうか。コマダムは、今まで遊び惚けていたツケの代償とばかりに、大掃除に勤しんでおります。

ずっと開けていなかった戸棚なども整頓しようと思いまして、ヲタ旦那の許可が下りたものは全て捨てようと思ってます。勝手に捨てると後が怖いし。

しかし多分本人も忘れていたのでしょう、昔の彼女とのラヴい写真が出て参りました(ブス)。こんなところに置いておくのが悪いので、それは問答無用で捨てさせてもらいました。

ここのマンションに越してくる時点で、そういうものは処分するべきだと私は思うのですが、本人はそういうとこかなり無神経で、まあ後生大事に墓まで持ってくつもりなのでしょう。

甘酸っぱい思い出を大事にするのもいいですが、せめて私の目につかないところに置くとか貸金庫に預けるとか愛しのママンに預けるとか瓶詰めにして海にそっと流すとかカプセルに入れて埋めて22世紀になったらみんなで開けてネとか少しくらいはですよ、私の乙女心を傷つけない対処があってもいいのではないでしょうか。

しかし、横浜市いい嫁コンクール努力賞のコマダムは、そんな無神経で心のない変態くされ○ンポキモヲタクソジジイではありますが、彼を愛しているのです。

だから、彼が帰ってきても何も言わず、聖母のやうな眼差しで「お帰りなさいませ」とお迎え致します。ええ、もちろん三つ指でございます。

冷たくこわばった手のひらを、暖かいお味噌汁で暖めてあげたいのです。疲れた身体を、少し熱めのお風呂でほぐしてあげたいのです。

だからまた渾身の力を込めてスポンジを握り、歯を食いしばってお風呂掃除の続きをしようと思います。

ブログ更新がなかなか出来ない状況ではありますが、なるべく暇をみつけて頑張りたいと思います。皆様も風邪などひきませぬよう、ご自愛くださいね。

ではではでは~

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その男、凶暴につき  誤

こんにちは、硫黄のお湯で腰痛もスッキリのコマダムです。

15日,16日と、腐れ縁女4人組で箱根の温泉に行ってまいりました。ちょっと遅いかなと思いましたが紅葉にも間に合ったし、夜は星がとても綺麗でした。ここのところ、よくないことが続いていてちょっと疲れ気味でしたが、ゆっくりと命の洗濯ができたような気がします。

まあ、久々に会う女同士の会話といえば、旦那と姑の愚痴、彼氏の話、仕事の状況と実家での小話。井戸端会議の延長のような会話を、お酒を飲みながらあーでもねーこーでもねーと延々話し続けるわけです。それが最高に楽しいのですが、やっぱり、行き着くところは『その男、凶暴につき』のKちゃんの話になっていきました。やっぱりみんな注目なのね。

まあもっと連載を続けて、皆さんに全てを打ち明けたいところではあります。が、そうするとかなりオナニー傾向の強いブログになってしまうことと、あとは、書いていることで悶々と怒りが沸き上がってきてしまい、私のアイデンティティーまでもが崩壊しそうになってしまうので、勝手ではありますがこれで打ち切りにしようと思います。

どうしても主人公(Kちゃん)の気持ちになりきってしまって、書き終わる頃にはもう悲しくて悲しくて、その後2時間は旦那をいぢめてしまうのです(ベットで)。私がこんな状態なんだから、当の本人は一体どんな気持ちで一日を過ごしているんだろうか。ちんたら書くなら『こち亀』の連載記録を抜いてしまうだろうというくらい書くことはいっぱいあるんですがね。

         

まあ、簡単に言うと、Kちゃんは騙されてしまいました。それも、大好きだった女の子にです。

         

騙される方がバカという意見もあるだろうしし、それまで気が付かなかったの?と思う人もいるだろうし。私も最初は、そうでした。

色んな調査を経て、全てが嘘だったことが判明。おまけに男と同棲してやんの。ヲタ旦那も話を聞いていくうちに、これは随分と悪質で計画的な犯行だ、と怒りを顕わにしていました。そりゃそーだ。30年来の友人が、やっと女性関係の話を打ち明けてくれた時、いい話かと思ったら詐欺話。おまけに5年も前から大金を引っ張られ、合計金額は4千万弱。んでお金が無くなったところであっさり捨てられてしまったんだもんね。そりゃー目も当てられないですよ。

確かに、Kちゃんのしたことは、少し常識外れな愛情表現だったとは思います。自分が好きになった子だからといって、お付き合いを始める前からお金を渡してしまうのはどうかと思います。例え付き合ってからも、お金の絡んだ関係というのはすごく定義しずらいし、他人が聞いてそれは本当に愛があっての付き合いなのか、と疑問に思われがちです。愛人とかヒモとか、割り切りの関係ならまだ話は分かるけど、結婚前提の関係を望めばこそ、相手の金銭感覚や今までの生活基準を確認してから真剣に交際を進めていかなくてはいけないんじゃないかな、とコマダムは思うわけで。

けど、Kちゃんだって自分からお金を渡したわけじゃない。相手が困っていて、それを言いづらそうに自分に告白してくれた事に対する『男としての誠意』が現金だったわけです。それに味をしめて食い物にし、全財産を吐き出させ、最後の最後まで身体を売るだとか死ぬだとか不幸のオンパレードで同情を買う。弁護士や警察に相談をしようと持ちかけたら、迷惑掛けたくないから、とあっさりさようなら。アンタ今までどんだけ迷惑掛けてきたと思ってんだよと小一時間問い詰めたいくらいの矛盾っぷりであります。

信じていた人に裏切られるだけでも辛いのに、全てが嘘で、お金だけの関係だった。Kちゃんは今が一番辛い時期だと思うけど、周りの友達が支えてくれてるから頑張れているようなかんじです。こういう時、精神的に強い人間というのはすごいなぁと感心してしまいます。もしこれが私だったらとっくに自殺してます。んで毎晩相手の枕元に立って、呪い殺すまで成仏しないもんね。

ここを見ている人はいい人達だと勝手に思ってるので、きっと、Kちゃんの純粋な気持ちを分かってくれると思ってます。性欲もあっただろうけど、ただそれだけではあれ程の長い時間とたくさんのお金と労力は払えない。惚れた女を最後まで応援したい、助けてあげたいという気持ちは、思いやりに欠けた今の世の中ではバカな行為と思われるかもしれない。けど、誰かの為に身を投げ打ってでも頑張ることの出来るKちゃんのような人は、すごく貴重なのではないでしょうか。

まあ、復讐心に燃えてるとこを見るとやはり人間。終わった事よ、と肩で風を切るくらいならカッチョイイんだけど、そうもいかないのが世の常。最終的には全額返済させることを目標に今動いております。

これからも、とっても優しくてちょっとおバカなお人好しの貴方でいてくださいね。皆、応援しています!

         

涙と共にパンを食べた者でなければ人生はわからない  ゲーテ

経験は最良の教師だ。しかしその授業料はいつも高すぎる。                          カーライル

よーく考えよう、お金は大事だよ。  アフラック

            

今日のぶたちゃん

061220_021501 49.3㎏

 体脂肪率19.0%

 昼  たまごかけご飯2膳 漬け物  りんごパイ  キウイ

 夜  五穀米2膳  ほっけ ツナサラダ 塩辛 海苔 大根と青菜のみそ汁 スイートポテト2つ

                

                    

          

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その男、凶暴につき  四

Kちゃんの固い決意は、それから一年の月日が経っても変わることはありませんでした。しかし一進一退の彼女の容態も変わりません。そして追い打ちを掛けるように、二人の結婚がまた遠ざかってしまうような出来事が起こってしまうのです。

お父さんが、癌なの。手術をすれば、治るみたいなんだけど。けど、それだって100%ではないし。お母さんも心労で体調を崩しているし、兄弟だって学校に行ってるから、私がちょくちょく帰らないといけなくて。君のお父さんは、僕のお父さんでもある。大丈夫なの?どれくらい進行しているんだろうか。俺も、親父を癌で亡くしているんだ。気持ちは痛いほど分かるよ。家族の協力があってこそ、病は回復へ向かうものだと思うし。今現在、君も通院している状態なのに田舎と東京の行ったり来たりなら、君自身が大変だ。お父さんの病気が回復するまで、そちらに戻って看病してあげたらどうかな。こちらの家賃と実家での生活費は、俺が負担するから。

闘病生活を応援する為、彼女は単身で実家に戻ることになりました。その際、Kちゃんが借りてあげたマンションは、引き払うことなくそのままの状態です。いずれ彼女は戻って来る。あのマンションは、彼女の帰る場所。お父さんはきっとよくなる筈だ。あんなに家族思いの娘さんがしっかり看病をしてあげるんだし、お母さんだってきっと元気になる。家族って、いいな。あの子が家族の話をする時って、すごく優しい目をしているんだ。きっと彼女も、いい奥さんになるだろうな。しっかりと愛情を受けて育った家庭の娘さんだもの、俺との家庭も、きっと、きっと、きっと。

将来のお父さんになる人の為、手術費用やその他の経費を捻出するKちゃん。そして数ヶ月後、彼女自身も「どうしても人には教えられない病」に犯されてしまい、その手術費用が必要になってしまいました。どうして何も教えてくれないんだい?もう、何も言わないで。私が生きていたってなにもならないから、もういいわ、私の事は忘れてください。そんなこと言わないで、何故君はいつもそうなんだ、何も言ってくれないんじゃ、僕だって信用出来ないよ。だから、もういいの!もう放っておいて。さようなら。・・・分かった、いくら必要なんだい?500万~700万は掛かるって。そんなに?ちょっと待っててくれ、少しの間でいいから。少しの間でいいから、待っていて欲しい。

Kちゃんの貯金は、もうすでに底をついていました。自分の親父の遺産まで吐き出しちゃったよ。俺は一体何をやってるんだ。けど、あの子は、俺じゃないとダメだって言うんだ。別れようと思ったことも、正直、ある。突き放した事だってたくさんあった。その度に、身体を売るだとか貴方じゃないとダメだとか、涙をこぼして訴えるんだ。自分が愛した女が身体を売るなんて、考えただけでも気が狂いそうになる。俺だって手を付けてないんだぜ?俺がお金を出さなかったら、本当にあの子は身体を売ってしまうかもしれない。考えたくない、そんなこと、絶対にしてはいけないことだ。病と闘っているお父さんの為にも、それだけは。みんな悲しむよ、俺だって、まだ見ぬお父さんもお母さんも、家族みんなが悲しむ筈だよ。あの子は一体・・・・・・・ああ、やっぱり俺がどうにかしなければ・・・。

街金をかけずり回り、友人にその手の業者を教えてくれと聞く毎日。恥も外聞も捨てて、Kちゃんは彼女の為に奔走しました。その都度の報告をメールで伝えると、貴方を邪険に扱うなんて街金の人は酷い人だ、と彼女は怒りをあらわにします。詐欺や門前払いをくぐり抜け、一ヶ月後、やっとの思いで300万をかき集めました。死んでしまうかもしれない病気に蝕まれている彼女の口座へ振り込みます。しばらくしてから、彼女から退院したというメールが届きました。こんなに入院したのは生まれて初めてよ。けど、もう大丈夫。私達、いい方向に進んでるよ。やっぱり私は、Kさんの事が大好きです。あなたに会えて、私は幸せです。これで、お父さんの看病に励むことができます。Kさん、本当にありがとう。

           

本当に本当に、ありがとう。Kさん大好き。Kさんとずっと一緒にいたい。

遠く離れていても、私達、繋がっているからね。

            

金の切れ目は縁の切れ目と言うけれど、俺たちに限っては、そうじゃない。だから、メールの返信が少なくなったのも、なかなか東京に来られないのも、彼女を取り巻く環境が芳しく無いから、仕方ない。俺は毎月数十万の振り込みをしているし、それはこっちのマンションの家賃費用と、残りは家族の為の生活費。俺がいないと、あの子の家族までが路頭に迷ってしまうんだ。俺が頑張れば、お父さんだってきっとよくなるし、彼女だってきっと元気になってくれる。

度々送られてくるメールには、お父さんの容態が急変したこと、それによって家族までもが病んできていることなどが記されていました。今日は楽しそうなメールだったのに、次の日には自虐的な内容になったりと、彼女の情緒不安定な様子が最高潮になったある日。彼女にメールを送ったはずのKちゃんの携帯画面には、宛先を確認してください、との表示が出ます。携帯電話は解約されていました。電話もメールも繋がらない。俺は、他の連絡先はおろか実家の住所すら知らない。なにかあったんだ。まさか、自殺?まさか、そんなまさか。けど、携帯を変えるなら一言あるはずだ。無くしたから新しいのに変えるとか。そうだ、きっとそうに違いない。だって俺達は、だって、だって俺たちは、遠く離れていたって

             

繋がっているんだから。

           

                       続く

           

今日のぶたちゃん

061214_005901 49.0㎏

 体脂肪率 19.5% 

 昼  味噌ラーメン  餃子

 夜  五穀ご飯2膳  焼き鮭 かに玉 トマトサラダ 根菜みそ汁 海苔

         

             

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コマダムとキモヲタの甘い生活(その3)

「その男凶暴につき」の連載をお楽しみの皆さん、残念ながらコマダムは実家に寄生虫じゃなかった帰省中で連載はお休みでしたが、もう帰ってきましたので、まもなく再会予定です。K君の事件は未だ進行中で予断を許しませんが、いずれ実況中継みたいになるかもしれません。というわけで箸休めで「甘い生活」をお楽しみください。

コマダムとキモヲタ夫婦は年は離れていますが、年の差よりも、問題は性格の差でしょう。例えば、キモヲタは、車でどこか初めての場所やまだよくわからない場所に出かけるとき、必ず1万分の1の地図で目的地までのルートを確認し、ルートまでのページに付箋を貼ったりして、運転席から手の届く場所に置かないと心配でたまりません。

なお、車にはもちろんカーナビが付いていますが、キモヲタはカーナビを全く信用していません。カーナビが指し示すルートは不可解なものも多く、到底納得できないからです。

ところが、コマダムは正反対の行動を取ります。どこかへ行くときもあらかじめルートを確認することなど全くなく、とにかく出発して分からなくなったら誰かに聞けばいい、というまるでロードムービーの主人公のような有様なのです。昔、コマダムは、実家の埼玉県から横浜の港北ニュータウンまで「適当に」来たことがあり、道がわからくなったときは、その辺の人に聞きながら、たどり着いたそうです。その話を最初に聞いたときは、とてもキモヲタにはまねできない、恐ろしい行為だと思ったものですが、こうやって文章にすると、キモヲタは随分とばかばかしいことをしており、コマダムは楽しそうなドライブという感じです。

しかし、問題はそんな二人が一緒に生活をして、いざ、明日どこかにドライブに行こうというとどうなるかということです。当然、キモヲタは、地図を引っ張り出して人間カーナビのように詳しく検索を始めます。2種類、3種類の地図を検討したりします。コマダムはおそらく、いい加減にしろ、とか内心苦々しい思いで、その行為を眺めているのでしょう。

また、コマダムがひとりで、電車で出かけるとき、目的地を言って「どうやって行くの?」とキモヲタに聞くので、キモヲタがパソコンでルートを調べて、複数のルートを説明しようとすると、ああ、もういい、そんなこと言われても、覚えられん、などとうんざりした顔をします。

逆に、一昨日、コマダムは車で実家に帰ったのですが、突然、携帯に電話がかかってきて、「今、料金所なんだけど、新宿方面と東関道方面と、どっちに行くの?」などという質問をしてきます。本来の、キモヲタであれば、何で自分の実家で何回も助手席にすわって帰っているのに、知らないんだろ、とか、何で事前に調べておかないんだろ、とか思うのですが、まあ、そういうコマダム的生き方もいいだろう、と思い、気持ちよくルートを教えたのです。

お互いの性格はこのように天と地ほどの違いがあるのですが、微妙にお互い軌道修正しつつある、その途中にあるように思えます(続く)。

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その男、凶暴につき  惨

念を押したにもかかわらず、またも数百万のお願いをされたKちゃんは、その足で彼女の部屋に押しかけました。どういうことだ、あの時はもう大丈夫って言ったじゃないか。そのトラブルってどんな事なんだ、説明も無しにお金だけくださいなんて、冗談じゃない。居る気配はあれど、彼女は一向に部屋から出てきません。やっと連絡がついたのは、それから2時間後のことでした。

涙ながらに彼女から謝られ、昔元彼にされたというストーカー行為の話を聞いて、Kちゃんは反省しました。確かに、突然相手の家に行くのは良くない事だ。いくらまたお金の話をされたからって、それは大人の男性としてしてはいけないことだよな。うん、彼女だって、思い出したくない事だから訳を話せないだけだし。事が済んで、いつか彼女から話してくれるまで、時期を待とう。もう絶対に家にも行かないよ。約束する。

ファミレスを出てから、無言で彼女に厚い封筒を手渡しました。本当にごめんなさい。迷惑掛けて、申し訳ないと思ってるの。けど、これで私達、前に進めるね。そう言われるとKちゃんの胸にはまた熱いものが込み上げてきます。この子は俺が守るんだ、と心新たに永遠の愛を誓うのでした。

それからの数ヶ月、その時に出来てしまった二人の微妙な溝を埋めるため、Kちゃんは必死でした。思い出したくない出来事が絡んでいるのか、その頃彼女は、精神的な病気を患っていました。引きこもりのような状態だとの話を心配し、それに関係する文献を読みあさります。突然前触れも無く入ってくるメールには、彼女の悲痛な叫びが記されていました。

         

大丈夫、僕がついているからね。

死ぬなんて言わないで!僕を一人にしないで。一緒に生きて行こうね。

二人で頑張れば、どんなことだって大丈夫だよ。

             

度重なる大金の絡んだ彼女のトラブルを、Kちゃんは逃げることなく受け止めました。部屋から出られないくらい病んでしまった彼女の為、希望があるときは出向き、部屋の前にたくさんの食料とお金を置いておきました。Kさん、ありがとう。こんな私を、Kさんに見せたくないの。いや、いいんだよ。早く元気になってくれるだけでいいんだ。俺のことはいいから、たくさん食べて栄養を摂って、健康を取り戻さなくちゃ。

茹だるような暑い夜も、寒さに凍てつく真冬の夜も、Kちゃんは彼女に差し入れをしました。俺が守るんだ。俺の奥さんになる人を、俺が守らないで誰が守れるんだろう。おめでたい奴だと自分でも思う。浮かれてるんじゃないよと、自分でも思うよ。けど、ここまで出来る奴が他にいるか?他の奴なら、とっくに逃げてるだろうよ。こんなにトラブル続きで、それも桁違いの大金が絡んでるトラブルだ。訳さえ分からないようなことにポンポン金を払うなんて、ばかげてるって、分かってる。俺は、恋愛は中学生以下だろうけど、いっぱしに年を取ってきた。社会の仕組みくらい分かっているつもりだよ。こんな大金を若い女の子に貸し付ける業者は世の中にあるわけないし、払っても払っても解決しないことは、そのテの仕事屋に頼めば、逆に戻ってくるくらいだ。

いつになったら、彼女は気付いてくれるんだろう。何が彼女をそうさせたんだろう。田舎から都会に出てきて、激変した周りの環境に意地を張っているのだろうか。元気になって欲しい。心から健康を取り戻して欲しい。俺は、自分が惚れた女を、途中で投げ出すなんて、絶対にしない。本当に、愛しているから。

        

出会って2年目の冬。彼女を救い出す為に使った金額は、もうすぐ3千万を超えようとしていました。

           

                        続く

               

今日のぶたちゃん

061211_012901 48.8㎏

体脂肪率 19.8%

 昼  スパイシーチキン

 夜  おろしハンバーグ  いくらごはん 葱みそ汁  芋パイ

            

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その男、凶暴につき  弐

旦那の30年来の友人Kちゃんが、彼女に出会ってしまったのは、かれこれ5年前のことでした。

行きつけのバーで声を掛けられ、気さくな口調とはうらはらに、どこか陰のある美しい人でした。お酒の力を借りて自分の連絡先を教えると、彼女もそれの応じてくれました。その後、何度か外で食事をしていくうちに、どんどんその魅力に取り憑かれていきます。どうしてもこの女性とお付き合いがしたいと思うようになるまで、そんなに時間は掛かりませんでした。

しかし、自分よりも15も年下の彼女。気がある素振りなのか、それとも自分を好いてくれているのか。好意的な仕草をしてみたり、遠い目で将来の夢を語ったり。そんな彼女に自分の気持ちを伝えようにも伝えられず、けど好かれたくて、いいかっこしたくて、ついつい、何ヶ月も未納だと聞く給料分のお金を自ら渡してしまいました。

お金を受け取るときの彼女は、まるで初めて秘宝館に行った生娘のようなリアクションでした。きょとんとしたような、しかしそれが何であるかは分かっていて、けど興味の無いふりをして相手の期待は裏切らない。物欲しそうな顔は、男性の保護本能を減退させることを熟知しているからです。困ったような微笑を浮かべ、潤んだ瞳で「ありがとう」と呟きます。

Kちゃんは有頂天でした。帰り際、彼女から「Kさんがいないと、私ダメみたい」と告白されたからです。その気持ちを裏切らない為にも、僕が頑張って支えてあげなくちゃ。Kちゃんは、言われるがままにマンションの契約を進めます。敷金礼金を全て負担し、保証人にもなりました。夢を叶えてあげる為に、専門学校の費用とその間の生活費を工面しました。もう気分は白馬の王子様です。お姫様の為なら、なんだってしちゃうんだ。僕がこの子を素敵なレディーにしてあげるんだもん。だから、400万円なんて安いものだ。さあ、思いっきり勉強に勤しんでね。彼女の嬉しそうな顔を見るだけで、仕事にも精が出るってもんです。その頃のKちゃんの毎日は、バラ色そのものなのでした。

         

引っ越しも済み、一段落着いた頃。待ちに待った彼女の誕生日がやってきました。Kちゃんは、一抹の願いを胸に抱いて高級フレンチを予約しました。高価なワインで乾杯して、彼女の瞳を見つめます。ピンク色に染まった頬で淑やかに笑う彼女に、震える思いで気持ちを伝えました。

「こちらこそ、宜しくお願いします」

        

キターーーーーーーーーーー!!!!!

           

Kちゃんは噴火寸前です。入れてもいないのにパンツは濡れ濡れ、二足歩行では歩けない程に3本目の足が唸っています。とうとう、俺も結婚か。結婚結婚、けっこんKEKKON。あなたと私の夢の国、それは結婚。ああ、こんなに可愛くて綺麗で優しくて清楚なお嬢さんと、俺は結婚できるんだ。友達にも鼻が高いってもんだ。あいつら、俺が今まで恋愛でうまくいってないからって、へへーんだ!どうだどうだ!今に素敵な家庭を築いて見返してやるんだ。ん?今日はこれから友達と会うの?OKOK、友情は大切にしたほうがいい。結婚するからには、そのうち飽きるほど夜の生活もあるだろうし。俺はスノッブな男だからね、そんなに簡単に女性をベッドに誘ったりはしないんだ。これからお嫁さんになる人ならなおさらさ。ああ、実は飢えたオオカミなんだけれどもね。

         

しかし東京に出てきて間もない彼女は、多分悪い奴に騙されたのか感覚がおかしくなっていたのか、借金がありました。こんな大金を、こんなに健気で純粋な彼女に貸し付ける奴は頭がおかしいんだ。あくどいにも程がある。見ろ、彼女が困ってるじゃないか。もう、これで大丈夫だね?涙ぐむ彼女を慰めつつ、念を押します。ごめんなさいとしか言わない彼女をたしなめ、しかしこれからの生活に支障が出るのはよくない。Kちゃんは、何度も何度も確認をしました。ありがとう、もう大丈夫。訳は今は話したくないの。胸が苦しくなって、頭が割れるように痛いの。ああ!もう何も言わないで、頭が痛い!頭が痛いの!

ナイトヘッドの武田真治ばりの痛がりように、Kちゃんは言葉を無くして500万円を渡しました。そして3日後。メールの着信音に何かを感じ、すぐには携帯を開くことができません。そっと、P207の画面に目をやりました。受信先は、彼女でした。ここのところ、様子がおかしかった。メールをしても返信が来なかったし、この前強く言いすぎたかな。けど、お金を返して気が軽くなった筈なのに、なんで連絡をくれなかったんだろう。もしかして、もう別れようとかの内容かも。高鳴る鼓動がうざったくてしかたない。俺は、彼女の為にしてあげられることはした。これでお別れだったら・・・いや、そんなことは無い。彼女はそんな子では無い。俺を心底必要としているんだ。俺があの子を守るんだ。

本文をクリック。彼女からのメールは、とても短い文でした。

            

『Kさん、本当にごめんなさい。あと400万必要になってしまいました』

           

                         続く

            

今日のぶたちゃん

061209_160201 48.5㎏

 体脂肪率 19.5%

 昼  麦ご飯 納豆 カボチャ煮物 白菜漬け

 夜  きのこペペロンチーノ あじカルパッチョ  オニオンスープ

              

              

              

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その男、凶暴につき  壱

ここ最近、ブログの更新をしようしようと思いつつ、なかなか文面が思い浮かばずに悩んでいたコマダム。明るくポップなブログをモットーに、ひたすら走り続けてきたこの早一年半でしたが、こんな時もあるさね。

とまあここでいったん保存しまして、また後で続きを書こう・・・なんて思っていたら、またもココログメンテナンス。3日程更新は出来ない状態でした。

もう他のブログに移ろうとも思いましたが、やはり一年半の付き合いともなると愛着が湧いているようで、もう少しニフティを信じてみようかな、なんて思ってます。

              

まあ、信じるっていう気持ちは、人間にとって大切なことですよね。ハナっから決めつけたり、放り投げたり、疑ってかかることよりは前向きな気持ちですしね。

経験が邪魔して素直になれない、と独身女性の教祖・大黒摩季氏も歌ってましたが、嫌な経験というものはなかなか忘れることが出来ないし、これからの人生に大きな影響を与えてしまうことがある。信じたいのに、なんだか恐くて予防線を張り、保険をかけて、半分諦めながら妥協しながら付き合っていく。

これらを文章にすると、なんだか弱気で投げやりな人間関係のように思えますが、私は「生きていく上での知恵」なんじゃないかと思います。誰だって人間関係で傷つきたくないし、がっかりしたくない。そしてなるべく相手にも、不快な思いはさせたくない。完璧な人間なんていないし、自分だってそうじゃないし、むしろ欠点ばかり。いい関係を保つには、距離感を計ることがとても大事だと思うわけで。

それ以上に深入りするまでには、ある程度の時間が必要だし、順序もある。相性が良ければお互い引き寄せられるだろうし、疎遠になったらそれは縁が無かったんだろうし。一期一会、それは生まれてから息絶えるまで、ありとあらゆる様々な場所で繰り返されるディスティニー。ヲタ旦那が「コマダムと出会えて本当によかった」と、毎日毎日泣きながら訴えるので、貴方の気持ちは本当に嬉しいわ、じゃあクリスマスにシャネルのコートとケリーのゴールドを買って頂戴。と、やはり泣きながら懇願するのが私達の日課になってます。

           

まあくだらない話はさておき。今回のお話は、そんな一期一会に運命を感じ、相手を骨の髄まで信じてしまったが故に絶望のどん底に突き落とされてしまった、とある男性のお話です。

まだ全てが明らかになっていないのと、この話がまだ未解決の『事件』であること、もうコマダムがおねむであることにより、これは話が進み次第掲載のシリーズにしようと思います。もちろん、本人の了解を得ての掲載です。最近、著作権法違反や侮辱罪、名誉毀損でのニュースが多いですね。他人の思い出したくない過去の話をのうのうと自分のブログに載っけて平気でネタにしている方もいますが、年内には内容証明を送って、近いうち裁判にしますからそのおつもりで.。 てなとこで今日はおしまい。

              

今日のぶたちゃん

061205_012602 49.0㎏

 体脂肪率 19.8%

 昼  麦ご飯2膳  昨日のみそ汁 漬け物  ピーマン肉詰め

 夜  麦ご飯2膳 豚生姜焼き ナス揚げ浸し おから 板わさ2枚 葱キノコみそ汁

              

          

             

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ひとりの日曜日

ナップスターでUKROCKを聞きながらキーボードを叩いているヲタです。昨日は、コマダムが実家に帰っているため、朝からヲタひとりで目覚めました。といっても、タラが今年通算5回目のさかりのため、ニャー!!というけたたましい叫び声で飛び起きてしまいました。ゆっくり朝日新聞を読みながら、まず食事を考え、確かコマダムが買ってきたカップの「わかめラーメン」があるはずだと、台所の戸棚をいろいろと開けてみましたが、いっこうに見つかりません。そうこうしているうちに、コマダムの実家より電話があり、「あれ、食べといたわよ」と言われたので、がぜん、食べたくなり、下のコンビニに買いに行きました。

食事の後は、現在、75時間程度、遊んでいる「真・女神転生Ⅲ NOCTURNEマニアクス」を再開です。これは、プレステ2用の限定発売されたゲームですが、最近ネットで未開封品を入手し、こつこつとやっています。主人公は半人・半悪魔で、登場するのもほとんど悪魔か、悪魔化した同級生とか、悪魔に利用され、挙げ句の果てに使い捨てにされた担任の先生とかで、舞台は滅亡してしまって、再生の途上にある世界で、人間はほとんど住んでいません。そういう真っ暗な世界観・キャラクターのゲームですが、「真・女神転生」「真・女神転生Ⅱ」と同様、キモヲタの精神構造とぴったり合致するゲームなのです。

飽きるほどプレイした後は、最近購入したSH903iでナップスターから曲をダウンロードします。最近始まったサービスですが、月々1,980円の固定料金でダウンロードし放題です。洋楽ロックはかなり豊富ですが、あまりに有名すぎるバンド(Beatlles、Zeppelin)などはなく、レッチリとかの最近の曲は別料金を払わなければ、ダウンロードできません。むしろ、比較的新しいバンドとかをどんどん買って聞きたいという人にはいいかも知れません。

・・・しかし、ここまで書いてきて、何かゲームとか、携帯とかまるで高校生みたいだな、と思いました。というか、これがヲタの実際の頭の中であり、この文章はヲタの頭の中の反映なのです。

携帯に生きのいいUKROCKをダウンロードした後は、イヤホーンで聴きながら、お出かけです。キモヲタは、本屋まで20分ほど散歩がてら徒歩で行き、仕事の本を2冊買います。「内部統制」とか「日本版SOX法」の本です。今度は、さらに30分近くかけて、海の見える遊歩道を歩きながら、デニーズに行きます。まだ、夕食の時間には早いので、コーヒーを飲みながら、買ってきた2冊の本を読み始めます。SOX法というのは、アメリカの議員立法の議員の名前だそうで、内容とは全く関係がありません。デニーズは日曜日なので混み合っており、特に学生らしき集団がうるさかったのですが携帯のUKROCKでシャットアウトです。1時間ほど読書したら腹が減ってきたので、チキンのチリン何とかという煮込みを食って退散しました。

さて、帰宅してこれから、SFでも読もうかな、と思っていたところに、コマダムが早めに帰宅して、ひとりの日曜日も終わりになりました。独身時代と同じようなことをやっているわけですが、独身時代は、日曜日は酒の影響が残っていることが多かったので、だらだらしていることも多かったのですが、最近はそれなりに充実しております。

しかし、文章にしてみると、いかにもヲタであり、こんなんでいいのかな・・と思うわけですが、本人がいいのですから、いいのでしょう。

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