温泉いったけど温泉ありませんでした
日曜と月曜でキモヲタはコマダムと湯河原の温泉に行きました。「幸太荘」という太くても幸せみたいな楽観的な名前の宿でした。駅からは結構離れた山の上の住宅街の中にぽつんとあり、部屋や風呂から海も見え、なかなか期待できそうな宿です。
ところが、宿に到着し1階で従業員の説明を聞くと、いきなり「実は、大浴場が壊れておりまして・・・」「でも、貸切露天風呂は予約していただければ入れます。」「また、近くの○○の湯は無料で利用できますのでお送りいたします・・・」
温泉に来て温泉に入れないとはびっくりしました。寛大なコマダム夫婦は、まあ、しょうがないかと思い、狭い貸切風呂に入り、なかなかおいしい食事を頂きます。
食後の散歩も兼ね、近くの○○の湯に徒歩で行くことにしました。教えてもらった方向に歩いてゆくと「ゆらゆらの里」(正確には違うのですが、コマダムがそう言い張っています)というところがあり、たぶん、ここだろうと建物の中に入ったのですが、受付に誰もいません。さらに奥に入ってゆくと、おじいさんが食堂で一人で新聞を読んでおり、風呂などはどこにもありません。案内図を見ると、地下に大浴場があり、じゃあまあ入るかと思って、受付に戻ると、夜警の人がいるので「幸太荘から来ました。風呂入れてください。」と話すと、「はあ?ここは老人ホームですよ。それは、この下の「ゆとろの湯」でしょう。」と言われてしまいました。全く危うく老人ホームの風呂に無断侵入するところでした。キモヲタはそのまま拘束され、帰って来れなかったかも知れません。
ゆとろの湯は、露天風呂が広くてなかなか充実していました。
宿に帰ると、コマダムが早くもお腹がすいた、ラーメンが食いたい、スナックに行きたいなどと、駄々をこねます。やむを得ず、浴衣姿のままタクシーを呼んで、「ガキ大将ラーメン」に繰り出しました。おかげで、キモヲタもコマダムにつられて太ってしまいましたが、その日はさすがにスナックに行く元気はなく、宿に帰って寝てしまいました。
それにしても、せっかく、温泉に来たのに、温泉が壊れたとは、全く悪徳詐欺商法並みです。いったい、どういうつもりでしょうか。などと思っていましたが、気持ちの優しい気の小さいコマダム夫婦は黙って、帰途につきました。代金は、1割引になっていましたが、温泉宿でメインの温泉(大浴場)がないのだから、2割、3割引、半額は当たり前ではないでしょうか。もちろん、八百屋でも値引きなど要求したこともないコマダム夫婦は、半額にしろ、このぼけ、などとは言わず、まあ、どうでもいいやと思い、帰ってきましたが。
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