世界文学ワンダーランド 牧眞司
皆さん、GWはいかがお過ごしでしょうか。キモヲタは一冊、本を読みました。これは、文学案内の本です。昔は、ミステリー、SFなどの文学案内を読みあさり、どこかにおもしろい本はないものかと血眼になって探していた時期もありました。今でも、年末恒例の「このミス」や「SFが読みたい!」を熟読して、この年のおもしろい小説をチェックしたり、SFマガジンや本の雑誌の書評欄、朝日新聞の書評欄も熟読したりして、アンテナを張り巡らしているつもりですが、今回読んだ「世界文学ワンダーランド」は、SF、ミステリーなどのいわゆるジャンル小説ではなく、それ以外の一般的には「純文学」に分類されている小説の紹介です。但し、作者の趣味により、北米・中南米・ヨーロッパの作家、現代などに偏ったセレクトがされています。
紹介されている本で読んだことがあるのは「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)、「キャッチ22」(ジョーセフ・ヘラー)、「競売ナンバー49の叫び」(ピンチョン)、「シティ・オブ・グラス」(ポール・オースター)であり、読みかけでやめてしまったのが、「伝奇集」(ボルヘス)、「城」(カフカ)、「ルビコン・ビーチ」(エリクソン)、「うたかたの日々」(ポリス・ヴィアン)、「箱男」(安部公房)でした。
ふーむ、多少、幻想小説系に偏っているようですが、キモヲタの趣味とは大体あっているようです。まあ、好みの問題はあるでしょうが、ある程度詳しい紹介がされているので、取捨選択が可能です。紹介された未読のもので特に読みたいと思ったのが、「夜のみだらな鳥」(ホセ・ドノソ)、「世界終末戦争」(リョサ)、「冥途」(内田百閒)、「パラダイス・モーテル」(エリック・マコーマック)、「ゴーストと旅をすれば」(ジム・ダッジ)、「ムントゥリャサ通りで」(エリアーデ)、「夜の果ての旅」(セリーヌ)、「エペペ」(カリンティ・フェレンツ)などでした。
中には品切れの本もあるようですが、最近はネットで検索すれば、全国の古書の在庫と値段が直ちにわかり、クレジットカードで即購入ができ、2~3日後には宅配されてくるので、どんどん古書も買えるという時代になりました。ますます、自宅の本棚には、読書されることを待ちわびている本が順番待ちで、並ぶことになり、そのうち、忘れ去られ、埋もれてゆきます。
しかし、この「世界文学ワンダーランド」のおかげで、再びボルヘスの「伝奇集」を読む気になり、本棚の奥から見つけ出し、短編をひとつだけ読みました。この短編集は、本当に読むのに苦労するので、大変です。よく文脈を考えながら読まないと書いてあることがわかりません。昔は、あまりにわからないので、たまらず放り出しましたが、今回は比較的すんなり読むことができ、まずまず楽しめました。奥付を見ると1987年発行とありますから、おそらく20年近く前に購入し、いろんな本棚を移動しながら、捨てられずに生きながらえていたのでしょう。これは集英社の「ラテンアメリカの文学 第1巻」で、大層な箱入りであり、捨てる気にはならなかったのでしょう。このシリーズは他にも、マルケスの「族長の秋」が本棚に並んでおり、これも、あまりに途切れのない文章でうっとうしくなり、読みかけで放り出しましたが、捨てられませんでした。
このように、最初に読んで、つまらなかったり、興味が持てなかった本も、再読によって再発見することが(まれにですが)あるので、なかなか本は捨てられないのです・・・
今日のめし
昼に食べたコマダム特製のハム・チーズサンドイッチです。パンとハムはキモヲタがコンビニで仕入れてきましたが、あら不思議。とても美味なサンドイッチに変身しました。サンドイッチの奥に写っているのは、むしゃむしゃ食っているキモヲタです。
コマダム特製のキュウリとみそです。ビールのつまみです。休日の夕方のビールは効きます。この後、居眠りしました。
コマダム特製の牛モツとすじ煮です。これは本当に超美味です。材料は、通信販売で取り寄せたものだそうです。ここらでは、全く和牛のモツやすじが売っていないそうです。4種類のみそや、特製ラー油、しょうが、その他様々なキモヲタが全く想像もつかないような材料をブレンドして完成した大作です。コマダムはあまりおいしいので、5杯も食べ、今も食べ続けています。
キモヲタに捧げるオムライスです。ヲタという字が、ケチャップで投げやりに書いてあるようですが、中身は美味の牛肉入りオムライスです。それでは、皆さんもよいGWをお過ごしください。ご馳走様でした。
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